2018.07.05プロフェッショナル

プロのお仕事~家政婦さん~

私が録画保存しているTV番組。

『プレバト!!』
『ダーウインが来た!生き物新伝説』
『プロフェッショナル 仕事の流儀』
『月曜から夜ふかし』

とうとう容量オーバーであふれそうになってきたので

順番に見ていたのですが

5月21日放送の

『プロフェッショナル 仕事の流儀』

~家族のために、母のように 家政婦 タサン志麻~

で、志麻さん発見(・・・ネコ飼ってるんだ)

 

去年の8月ごろに

とあるテレビ番組に取り上げられていた

「作り置き料理」というものに興味を持ち

実は、本も買っていたんです。

 

番組冒頭のナレーションから・・・

依頼が殺到し、その人気ぶりから「伝説」と称される1人の家政婦がいる。

料理専門の家政婦、タサン志麻(39)

訪ねた家庭に残された食材と調理器具だけで

3時間でおよそ1週間分、15品を超える“つくりおき”を即興で作りあげる。

しかもレストラン顔負けの本格フレンチから

和食、中華、デザートまで、バリエーションは600以上。

さらに家の中の状況や会話からヒントを得て

客が今求める料理、好みの味付けを生み出す。

「世の働くお母さんは本当に忙しい。

だから愛情こめて、家族のことを考えて、少しでも助けになりたい。」

と志麻は言う。

仕事と子育て、さらに家事に追われ疲弊していく、世の働く母親たち。

社会がまだその後押しになりきれていない中

家政婦として志麻はどう彼女たちに向き合い、支えるのか。

時代と人知れず闘う、家政婦の仕事の現場に密着。

 

幼い頃から台所に立って

料理に親しんできたという志麻さん。

かつては凄腕の料理人。

高校卒業後に

「大阪あべの 辻調理師専門学校」

「辻調グループ・フランス校(リヨン)」で学び

卒業後は、フランスの三ツ星レストランで3年間の修行。

 

その後、帰国した志麻さんは

都内の三ツ星フレンチレストランなどで15年勤務。

19時間の長時間労働が当たり前な中

勉強も欠かさず、努力を重ねる志麻さん。

 

シェフとして将来を嘱望されて

当然、自分の店を構えると思われていましたが

いろいろな事情があって、

2015年から、家事代行会社タカスジの

料理専門ハウスキーパーとして働きはじめます。

料理人として高いスキルを持つ志麻さん。

「家政婦」という仕事を受け入れられない時期もあったようです。

 

料理の依頼の大半は働きながら子育てをする母親。

家政婦としての仕事を続けるうちに

「育児と仕事と家事で疲れ果て

 子どもとゆっくり過ごす時間も持てない」

そんなお母さんたちが、非常に多いと感じるようになりました。

そして、プロの料理人が家政婦として働く中で

自分が本当に作りたい料理や

やりたかった事がわかってきて

今の仕事に誇りと喜びを持てるようになっていきます。

 

「レストランで働いていた頃はとにかく

 『レベルの高い料理を作ること』

 が目標で、視野も狭くなっていましたが、

 今、一番大事にしているのは

 『目の前の人が喜んでくれる料理を作ること』

 私には、後者の方がずっと向いているって今は思います。

 限られた調理器具や食材で何が作れるか、

 日々違うシチュエーションの中で料理を作る事で

 毎回新しい工夫や発見がありワクワクします」

woman type

 

「お母さんたちも

 自分で作りたいと思っているでしょう。

 けれど、本当に忙しくてできない。

 でも、私なら、頼っていいと思ってくれて

 それで、お母さんに余裕が出来て

 みんなが喜んでくれたり、元気になってくれる

 食事をつくれるのが嬉しい」

( 番組より)

 

実は、志麻さんは

自身も7カ月の男の子を育てるお母さん。

出勤は真之介くんも一緒。

自分も母になることで

よりきめ細やかな心配りで

料理を提供できるようになった、と言います。

 

「食」は生きる基本。

お母さんと子どもへの支援は

いろんな人がいろんな立場で行っていますが

どっと疲れて帰ってきたママに

美味しいごはんが食べられる幸せと

明日への「頑張る気持ち」を届けられるのは

素晴らしい家族支援だな、と思います。

 

子育て中でなくても、一度来て頂いて

そばで、調理を拝見したい 食べてみたい

東京在住で、しかも予約が取れない志麻さんなので

無理な話なんですけどね(-_-;)

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