2023.03.24ゆる日記
感動をありがとう
世界の人気スポーツランキング。
1位:サッカー
2位:クリケット
3位:バスケットボール
4位:フィールドホッケー
5位:テニス
6位:バレーボール
7位:卓球
8位:野球
9位:アメフト・ラグビー
10位:ゴルフ
だそうです(諸説あり)。
日本だと「はい?クリケット?」って印象。
野球って意外と人気ないんですよね(-_-;)
私の世代の人気プロスポーツは「野球」
昭和な父親がチャンネル権を握っていた時代。
夏といえばナイター中継ばっかり見ていたので
(選択の余地なく見させられていたので)
否応なく野球好きになり
コロナ前までは球場にも足を運んでいました。
今まさに選抜高校野球が開催中ですが
和歌山は高校野球が強い県。
(甲子園通算成績全国5位です)
1979年の第61回全国高校野球選手権大会
箕島対星稜戦延長18回。
試合時間3時間50分の大熱戦。
テレビにかじりついて観戦した劇的な試合は
今でもはっきり覚えています。
(うら若き高校生2年生でした)
この年、和歌山県の箕島高校は
公立高校として初の春夏連覇を果たしました。
さて、桜の開花便りの届く春に
「WBC」2023大会、優勝しましたね〜。
決勝戦は、仕事でリアル観戦出来なくて
録画して後追い視聴しましたが
結果を知っていてもハラハラドキドキしました。
準決勝も、手に汗握る試合で
「野球って面白いな」と改めて感じました。
ユニフォームがちょっと高校野球っぽかったからか
勝利に向かって全力を尽くしている選手達の姿が
「ここは甲子園か?」と錯覚するくらい
ひたむきで一途で、アツかったです。
そして、とにかくカッコよかったですね。
憧れを抱いた子供達も多かったと思います。
超人大谷選手がMVPに選ばれましたが
リーグトップのスター選手たちをまとめ上げた
栗山監督の指揮官としての手腕
活躍する選手も日替わりで現れ
スタメンでなくてもベンチで声援を送り続け
チーム全体の勝利だったと思います。
いろいろ印象に残る場面がありましたが
「いったい何百回生まれ変わって徳を積めば
こんな人になれるんだろう」
と思う、心技体すべて兼ね備えた大谷選手が
ロッカールームで円陣声出しを務めた第一声。
「僕から一個だけ。
憧れるのをやめましょう。
ファーストにゴールドシュミットがいたりとか
センターを見たらマイク・トラウトがいるし
外野にムーキー・ベッツがいたりとか
野球をやっていれば
誰しも聞いたことがあるような選手たちが
いっぱいいると思うんですけど。
今日一日だけは。
やっぱり憧れてしまったらね、超えられないので。
僕らは今日超えるために
トップになるために来たので。
今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて
勝つことだけ考えていきましょう」
「さあ、行こう!」
大谷選手、弱冠28歳。
なんで原稿もないのに、こんな言葉が
よどみなく出てくるのでしょうか。
対戦相手に敬意を払いつつ、チームを鼓舞。
「二刀流が無理だと言われたことは数えきれない
でも二刀流が無理だと思ったことは一度もない」
出来ない理由ばっかり探して行動もせず
ちょっとつまづくと諦めるのが凡人ですが
揺るぎなく自分自身を信じて
やるべきことをやり続ける人だけが
高みに到達出来るのでしょう。
藤井聡太六冠 20歳といい
もう言葉もないくらい素晴らしい若者たち。
還暦の私が励まされ
学ぶことがたくさんあります。