2022.05.03山登りのはなし
南奥駆道縦走~2~
ここからはひたすらアップダウンが続きます。
アップダウンの繰り返しは地味につらい。
また登るなら、もう降りないでって感じ。
人がいると距離感がわかりやすいですね。
吉野から熊野まで、大峰山脈の主稜線沿いに
75の靡(なびき)と呼ばれる行場(霊場)があります。
第27靡 奥守岳。
全部の写真は撮っていませんが
道中、以下の靡がありました。
- 第33 二つ岩(ふたついわ)
- 第32 蘇莫岳(そばくさだけ)
- 第31 小池宿(こいけのしゅく)
- 第30 千草岳(ちぐさだけ)
- 第29 前鬼山(ぜんきさん)
- 第28 前鬼三重滝(ぜんきのさんじゅうのたき)
- 第27 奥森岳(おくもりだけ)
- 第26 子守岳(こもりだけ)
- 第25 般若岳(はんにゃだけ)
- 第24 涅槃岳(ねはんだけ)
- 第23 乾光門(けんこうもん)
- 第22 持経宿(じきょうのしゅく)
- 第21 平治宿(へいじのしゅく)
- 第20 怒田宿(ぬたのしゅく)
- 第19 行仙岳(ぎょうせんだけ)
立派な石碑も設置されています。
水場の乏しい南奥駆は荒廃していましたが
新宮山彦ぐるーぷの皆様方のご尽力で
持経宿、行仙宿、平治宿に山小屋が建てられ
南奥駈道は再興されました。
おかげで私達も歩くことが出来ます。
シャクナゲが咲いていました。
持経の宿にに宿泊。
ご飯も布団もありませんので
ガスや食事、寝袋持参です。
東京からきた若者も泊まっていましたが
なんと五番関から歩いてきたらしいです。
世の中には怖ろしい体力の持ち主がいますね。
通常なら20数時間かかるコースですが・・・。
1日で歩きますか~
しかも、前日は夜行バスで来たらしい
2日目は、天気予報通りの雨。
レインウエアを着て出発。
あまり写真は撮れませんでしたが
ヤマツツジがきれいに咲いていました。
行仙岳に到着。
この階段を下りて無事道路に着きました。
初日は約15km、9時間。
翌日は約9.5km、6時間。
頑張りました。
皆さんに遅れず付いていけて何よりでした。