2017.08.03ゆる日記

花火はきらい?

夏の風物詩、花火。

小さいお子さまがいれば手持ち花火は定番、と思っていましたが

聞くところによると、都会では

「花火セットを買って玄関先で遊ぶ」

なんてことも、少なくなってきたらしいですね。

田舎は、どうなんだろう。

 

由緒ある、迫力の打ち上げ花火も、

経済的な理由から、開催を見送る大会も増えてきた、とか。

さみしい限りです。

 

さて、歴史の深さや規模の大きさから

全国花火競技大会「大曲の花火」(秋田)
土浦全国花火競技大会(茨城)
長岡まつり大花火大会(新潟)

が、「日本三大花火大会」と呼ばれているそうです。

 

あるニュース番組で

「行ってみたい!おススメ花火大会」

として紹介されていた、大曲の花火。

「死ぬまでに一回、行ってみたいなあ」

なんて思いながら、映像に見入っていたら

出演していた、コメンテーターの男性が、発言を求められ

「花火なんて、興味がない。きれいだとも思わない」

と、ひと言。

 

行き帰りの道中は、激しい渋滞に巻き込まれ

暑さの中、何万人もの観客でごったがえす様子を考えると

「めんどくさいし、疲れるしな・・・」

と、二の足を踏むのはわかります。

でも、それは

「花火は素晴らしいから、見に行きたいれけど・・・」

という前提があっての話。

 

花火を「きれいだとは思わない」人がいることに

「カレーライスなんて、全然、美味しいと思わない」

と言った、後輩のつぶやきを聞いて以来の

ちょっとした衝撃を受けました。

 

50歳を越えたころから

人生の持ち時間が少なくなってきたのを

ひしひしと感じることが多くなってきました。

余分なことに時間を消費するのはもったいない。

きれいごとで世の中は回らないですけれど

できるだけ「美しいもの」だけを見て、聞いて、感じて

なるべく「美しい言葉」を口にしたいと思っています。

 

そんな気持ちが勝ちすぎたのか

せいぜい、年に数回しか鑑賞する機会のない「花火」は

誰にとっても「美しいもの」だと思い込んでいました。

心に銘じていても、ついつい忘れがちな

「人それぞれ」を改めて痛感したことでした。

 

さて、夏場、海水浴客でにぎわう和歌山県南紀白浜では

毎年、7月と8月に一度ずつ、大規模な花火大会が開催されます。

白良浜の夜空に打ち上げられる花火。

白良浜に響き渡る「ドーン」という轟音は迫力満点で

空から降ってくる華やかな色と光は幻想的です。

7月の「花火フェステイバル」は終了しましたが

8月10日の「白浜花火大会」

久しぶりに見に行きたいですね。

台風、大丈夫かな~💦

Page Top 診療予約・お問い合わせ