2018.05.02ゆる日記

与勇輝展に行ってきました

和歌山県助産師会総会の出席に合わせて

京都高島屋で開催されている、与勇輝展に行ってきました。

 

与(あたえ)勇輝さんは、人形作家です。

人形の多くは

日本の原風景を思わせるようなノスタルジックな雰囲気を持ち、

表情豊かな、柔らかみのある表現が特徴。(wikipedia参照)

 

 

ほんとうに、今にも動き出しそうでした。

実物は、もっともっと迫力があります。

表情の豊かさをはじめとして

手足の指先ひとつひとつの動きの表現や

服装や小物、装飾品すべてに行き届いている

ディテールの精巧さもさることながら

ひとつひとつの筋肉の動きや、重心の位置などを

すべてわかって作製されているのだろうという印象を受けました。

 

「この子はシビレが切れて、もうたまらないんだろうな」

ちょっとしたからだの傾きや手足の位置から

そんなことまでもわかる。

着物やズボンの下に隠れている股関節や膝までが

すべて、ちゃんと伝わってくるようです。

デッサン画は書かれずに、直接制作されるようですが

デッサンを描いても

ずば抜けた観察力と表現力をお持ちなのだろうと思います。

 

日本の郷愁をテーマにした作品だけでなく

所ジョージさんの人形や

西洋の女の子の人形など

現代モチーフの作品もたくさんありました。

 

80歳の今も、現役。

素晴らしい人形展でした。

 

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