2018.06.18ゆる日記

命てんでんこ

6月18日 午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源地とする

M5.9の地震が発生しました。

 

被害に遭われた皆さまには、謹んでお見舞い申し上げます。

今後、余震による建物の倒壊や土砂災害などが

最小限で食い止められますよう願うばかりです。

 

日本の国土は全世界のたった0.28%。

ところが、全世界で発生した

マグニチュード6以上の地震の20.5%が日本で起こり

全世界の活火山の7.0%が日本にあるそうです。

さまざまな自然災害に見舞われる日本。

 

<地震>

4枚のプレートの境界に位置し

岩盤中に大きなひずみが蓄えられるため多くの地震が発生。

四方を海に囲まれ、海岸線が長く複雑なので

津波や高潮の被害も起きやすい。

 

<台風>

地理的条件と偏西風・太平洋高気圧の影響で

台風の進路上に位置しやすい。

 

<土砂・雪崩災害>

山地が占める割合が多いので

急な斜面も多く、土砂災害が起きやすい。

発生件数が1000件を超える年もあり

土砂災害警戒区域に指定されている場所は、20万か所以上。

また、面積の半分以上が雪国で

雪崩や吹雪など、雪による災害も多い。

 

<火山噴火>

「活火山」とは、過去1万年以内に噴火した火山や

現在も活発な噴火活動をしている火山のことで

富士山も含め、現在日本には110もの活火山が存在している。

出典 NIED防災科学技術研究所

JICE国土技術研究センター

 

このような、たくさんの災害に遭いながらも

自然と共存し、調和して暮らしてきた経験が

自然に対する謙虚さ、思いやり、我慢強さ、寛容性などの

日本人らしさを作り上げてきたとも言えます。

参考文献 クールジャパン/自然の豊かさと脅威の中で

 

一方で、日本は自然災害が多いがゆえに

「避けられない」「被害を受けても仕方がない」

という無常観が、人々のこころに働き

自然災害リスクへの備えが不十分になりがち、とも言われています。

 

30年以内に、70%~80%の確率

発生が危惧される南海トラフ地震では

甚大な津波被害が予想される紀南地方。

正直なところ

「地震が起きたら、何しても無駄な気がする」

と、半ばあきらめに似た気持ちもあるのは確かですが

私も改めて、防災準備を見直したいと思います。

 

特に、妊娠中のママや子育て中のご家族は

心配や不安が大きくなりますが

未来ある子供たちのためにも、日々の備えが大切ですね。

NHKの「備える防災」役立ちそうです。

 

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