2018.12.21山登りのはなし
エンジョイ山歩き 12月
師走です
3回目の登山教室に参加してきました。
今回も中高年の32名が参加。
最高齢は、なんと89歳の男性です。
2017年の日本人の平均寿命は
女性が87・26歳、男性は81・09歳。
すでに、生きてることがワンダフルな域に達しておられるのに
いくら中高年とはいえ、ずいぶん歳下の私たちに遅れることなく
驚異的な健脚ぶりを見せて下さいました。
幾つになっても自分の脚で行動できることは大切
良いお手本ですね。
さて、今回の行先は、滋賀県野洲市にある三上山(みかみやま)。
「近江富士」として知られ、標高は432m。
遠くから見ると名前のとおり、お椀を伏せた富士の形をしています。
登山ルートには
近江富士花緑公園から出発するコースと
三上山を神体山として祀る御上神社から登山する
表登山道コース・裏登山道コースがあります。
岩場が多数ある「表登山道」=健脚者向けコース
「裏登山道」=一般者向けコース・・・だそうです。
私たちは、裏登山道から登りました。
三上山~妙光寺山(標高:267m)~田中山(標高:293m)は
三上三山と呼ばれ、見晴らしのいい尾根で連なっています。
今回は、三上山~妙光寺山を縦走しましたが
20~30mのアップダウンが繰り返しあり、結構体力を消耗しました。
登山では、こういうのを『ザレ場』というそうですが
ここまでいかないものの尾根伝いの道は滑りやすい砂道でした。
明け方まで雨だったので、ぬかるみもあり、よけい足元が不安定。
今回のテーマは「上手な登り方・下り方」だったため
歩幅を狭くし、足裏全体で着地する方法を教わりました。
教わったことを黙々と実践するのに、ピッタリのコースと天候でした。
途中には、こんな岩場もありましたよ(*^-^*)
ガイドさんがクライミングのお手本見せてくれました。
指の力がない私は、クライミングはとても無理っぽい
お陰さまで天気も良くなり、琵琶湖もきれいに見えました。
琵琶湖の山を隔てて、反対側の景色。
行程6km、4時間くらいの登山で
ヘッドランプを使うこともなく、無事、麓(ふもと)まで下山。
近くにある、守山天然温泉ほたるの湯で汗を流して帰途に着きました。