2018.12.28あかちゃんのこと

「食っちゃ寝」にご用心

12月28日、小雪がちらつく寒い日でした。

(翌日、秋津川には、初雪が積もりました~

 

その御用納めの日、ふた組の産後デイケアの方と

マタニティ整体の方が来て下さいました。

お子さまも、しっかり防寒していらっしゃいました。

こういうの「ジャンプスーツ」っていうんですね。

宇宙飛行士のウエアみたいで可愛いです(*^-^*)

Hちゃんは、産後、定期的に通って下さっていましたが

もうすぐ4カ月になりますので、デイケアは卒業になります。

 

赤ちゃんが生まれてしばらくは、

わからないことや困りごとがたくさんあって

どのお母さんも不安で、毎日いっぱいいっぱいですけれど

2か月を過ぎたころから、かなり落ち着いてこられます。

4カ月近くにもなると、すっかりお母さんの顔つきになって

自信がついて、余裕も出てくるように思います。

「赤ちゃんとお母さんの成長」を一緒に感じさせてもらっていますので

卒業される時は、とってもさみしい

天気のライン素材(雪)

もう一組のTさん親子は、産後2か月。

最初はガチガチのおっぱいのケア。

その後、順調に増えていた母乳の分泌が

徐々に減ってきたので、乳房ケアを続けています。

セルフ体操をお伝えし、骨盤ケアも実践。

食事や水分をしっかりとって、冷え予防もやって下さっていますので

母乳の分泌が復活してくれるといいのですが・・・。

天気のライン素材(雪)

マタニティ整体のRさんは、切迫早産傾向のある初産婦さん。

骨盤ケアを続けて下さっていますが

妊娠8カ月を目前に、腰痛が強くなってきました。

もともと筋肉・体力が少なめなので

トコちゃんベルト単独では骨盤を支えきれなくなってきているようです。

骨盤内に落ち込んだ内臓と子宮をもとの位置に上げる姿勢を取りたいのですが

仰向けの骨盤高位はヒップアップすることがつらく

かといって、よつんばいの姿勢だと腕がつらい

 

「骨盤高位」は、仰向きでもよつんばいでも

心臓より骨盤の位置が高くなるように角度をつけた方が

より効果があるのですが

Rさんは、ヒップアップもよつんばいも両方つらいので

「ベッドにもたれて上半身を支え骨盤を揺らす」

というやり方でベルトを着ける方法をお伝えしました。

骨盤をダブル巻きで支え、お腹も支えてみると

「少し楽になりました」・・・とのこと。

出来る範囲で、骨盤ケア・セルフ体操を続けて

腰痛も最小限に、正期産まで妊娠継続できる事を目指します。

 

妊娠・出産・育児には『体力・筋力』が必要不可欠。

ところが『体力・筋力』不足だと妊娠したからだを支えきれず

子宮が下がり、お腹が張りやすくなります。

子宮が硬くなって、子宮頚管が短くなると切迫早産の診断が出ます。

そして安静が指示されますので、ますます『体力・筋力』が落ちていき

腰痛や恥骨痛などの症状に悩まされることになります。

妊娠する前から『体力・筋力』をつけておくことが大切です。

 

切迫早産でなくても

産前休暇に入ったり、里帰りで実家に戻った途端

一気に運動不足になりがち。

特に、車移動ばかりの地域は危険

ためしに、3階まで階段を昇ってみて下さい。

5kgのコメ袋持って、10分くらい歩いてみて下さい。

余裕でクリア出来ましたか?

すごく疲れたり、ゼーゼー息切れしたりするようなら

かなり『体力・筋力』が不足しています。

赤ちゃんは、すぐに5kgになりますよ。

 

特に、寒い時期は、外に出るのも億劫で「食っちゃ寝」になります。

『良い姿勢』と『体力・筋力』キープ、ぜひ心がけて下さいね。

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