2019.07.12山登りのはなし
エンジョイ山歩き 6月
6月の登山教室は、1泊2日。
去年、突然、登山スイッチが入るきっかけとなった
「憧れの立山縦走山小屋泊」に向けてのプレ宿泊です。
行き先は、鳥取県と兵庫県の県境にそびえる氷ノ山。
「コオリノヤマ」ではなく「ヒョウノセン」と読みます。
標高1510mで、中国地方では大山(だいせん)に次いで2番目の高さ。
兵庫県の最高峰でもあります。
ちなみに、和歌山県の最高峰はご存じですか?
長い間、護摩壇山と言われてきました。
ところが、2000年に、龍神岳の方が
護摩壇山よりも10メートル高いと確認されました。
当時は無名だったので、公募で「龍神岳」と名付けられたそうです。
ということで、和歌山県最高峰は1382mの「龍神岳」です(*^-^)
さて、氷ノ山後山那岐山国定公園に指定されている氷ノ山は
ブナの原生林や高地性湿原の古生沼など貴重な自然が残されていて
天然記念物のイヌワシの生息地としても知られています。
また、登山コースは変化に富んでいて、人気の高い山だそうです。
登山コース以外に数多くのスキー場も開設されています。
鳥取県若桜町側からの登山道は
『氷ノ越コース』『仙谷コース』『三ノ丸コース』の3つ。
今回私たちは、高原の宿 氷太くん、に前泊しましたので
樹氷スノーピアスキーコースの登山口から『三ノ丸コース』で登りました。
登山口から、スキー場の山頂に続く尾根に出るまでが
結構な急斜面で、なかなかきつかったです(-_-;)
あいにくの曇天で、早朝6時の出発だったので、靄もかかっていました。
急斜面の途中、スキー場のリフトでひと休みです。
途中の登山道は、こんな感じです
3時間半くらいで、標高差700メートルの氷ノ山山頂に到着。
避難小屋がありました。。
氷ノ山山頂付近には、キャラボク(伽羅木)が点在していて、
標高1480m地点にある「千年キャラボク」が有名だそう。
県の天然記念物に指定されています。
登山道から、少し脇に入っていったところに
「千年キャラボク」はありました。
樹高約4メートルの大木で、一枚の写真には収まりませんでした。
仙谷口から氷ノ越を経由して、下山。
14時ごろに、無事「氷太くん」に到着。
終始、曇りで、頂上からの景色を見ることは叶いませんでしたが
天気予報が悪い中、とりあえず天気はもって、小雨程度で助かりました。
「氷太くん」でお風呂に入って汗を流し、帰路につきました。