2021.04.15ゆる日記
「昔話法廷」がすごい
「ドラマにはまっていた」私。
(天国と地獄~サイコな二人~はとっくに終わってしまいましたが💦)
この面白い脚本を書かれた
森下佳子さんに興味がわいて
『白夜行』
『jin-仁-』
『義母と娘のブルース』
と、脚本を担当された番組を次々初視聴。
(なかなか時間がかかりました)
当時話題になっていたらしいのですが
何しろ、ドラマ視聴は苦手だったので
リアルタイムでは見ていなかったのです(-_-;)
しかし、今は動画配信サービスが充実していますね~。
調子に乗って、いろいろ検索していたら
『昔話法廷』という番組を発見。
親しみ深い昔話を題材に
「もし、昔話の主人公たちが訴えられたら…?」
との設定で、昔話の登場人物が
現代の法廷で裁かれる様子を
裁判員の視点から描いた法廷ドラマ。
「三匹のこぶた」
「白雪姫」
「さるかに合戦」
・・・などなど。
NHK教育テレビジョン(Eテレ)で
2015年から放送されていたらしいです。
知らなかったわ~
対象が「小学5・6年~高校生」だそうですが
見ごたえ十分、大人のファンも多いようで
「いかにもNHKらしい」を逆手にとって
アナウンサーとニュース解説委員が
「昔話法廷」を解説する場面が挿入されたり
思わず「凝ってるよね~」とつぶやきたくなります。
そんな『昔話法廷』の
最終章となる「桃太郎」裁判が
森下佳子さん脚本だったので
リアルタイムで視聴しました。
検察官に天海祐希さん
弁護士に佐藤浩市さん
桃太郎に仲野太賀さん
殺された鬼の妻に仲里依紗さん
とても子供向け教育番組とは思えない豪華キャスト。
法廷に登場する「動物マスク」も
マスクとは思えないくらい表情が豊かです。
子供の頃から知っている物語ですが
新しい視点や解釈が斬新で
30分ではありましたが、素晴らしかったです。
内容は
ぜひぜひ視聴してみて下さい。
判決の結果は視聴者に委ねられます。
マニュアルがあって答えがもらえることに
すっかり慣れてしまっている現代人。
必ずしも「正解」があるわけではない。
立場によって「正義」は変わる。
「家族で話し合ってみる」
良いきっかけになると思います。