2019.06.25あかちゃんのこと

離乳食のすすめ方~離乳開始までにしておくこと~

首据わりから、寝返り・ハイハイをすることで、からだの「軸」を作り

全身の筋肉を使いながら、徐々に歩行能力を獲得していく赤ちゃん。

赤ちゃんの発達のモチベーションは「好奇心」です。

「~したい」という意欲が、動きを活発にしていきます。

そして、コミュニケーションを取りながら、ヒトとしての社会性も身に着けていきます。

 

食べる力は、運動発達やコミュニケーションとも密接に関係しています。

離乳食が始まる前からの、発達を踏まえたお世話や関わりが

成長のなかでの「食べる力」を育んでいきます。

「離乳食の始まるまでにしておくと良い取り組み」をまとめました。

 

睡眠リズムは胎内から作られます

「よく遊び、よく食べ、よく眠る」
早寝早起きは子どもの成長に不可欠です。
妊婦さんの夜更かしは胎内の赤ちゃんにも良くありません。
赤ちゃんが生まれる前から、生活リズムを整えておきましょう。

首が据わるまでは、背中を丸くした抱っこ・ねんねを・・・

反り返りや縦抱きを習慣にすると、赤ちゃんのからだは緊張します。
姿勢のしんどさは、授乳や睡眠の困りごとにつながりやすく
生活リズムが整わないと「食べること」にも影響が出てきます。

 

生後1ヶ月を過ぎたら、腹ばい練習を始めましょう

運動発達につまづいている子は、腹ばい姿勢がうまく出来ないことがあります。
体幹が育っていないので、腕でからだを支えられず、首が後ろに曲がり、あごが上がります。
生後数カ月して、頭が重くなってから練習を始るのでは遅すぎます。
なかなか頭が上がらず、赤ちゃんは腹ばい姿勢を嫌がります。
早い時期から、腹ばい姿勢に慣れさせ、体幹や首の筋力を育てましょう。
(腹ばい練習の際は、必ず見守りながら行って下さい)

手なめをさせましょう

大脳が対応する感覚情報領域のサイズにはばらつきがあり
手や唇の占める割合が非常に大きいと言われています。

ペンフィールドのホムンクルス

つまり、人間は、手や唇からの感覚情報が非常に重視されるということ。
指を口に入れると、口と指の触覚の情報が同時に脳に届きます。
赤ちゃんは「なめる遊び」や口を使う経験を重ねて、
まず、口の感覚を発達させ、脳も育てていくのです。

 

早くからお坐りの姿勢や練習をさせないようにしましょう

首が据わったからといって、長時間お坐りの姿勢をさせることは
赤ちゃんのからだの発達にとってマイナスになります。
座らされるのではなく、自分で座れるようになることが大切です。
這う前にお坐りをさせてしまうと、ハイハイが足りず、
目的地に着く前に、すぐ座り込んでしまうようなことに・・・。

ハイハイをたくさんすることで、全身の機能が発達します。
「食べる力」をつけるためにも、ハイハイはとても大切です。

 

赤ちゃんとコミュニケーションを取りましょう

赤ちゃんにも、ちゃんと五感が備わっています。
優しく、丁寧に、赤ちゃんのことを見てあげて下さい。

授乳の時は、赤ちゃんと目を合わせてあげましょう。・・・
理由があって、スマホを見ながら授乳することもあると思います。
でも、「毎回ながら授乳」にはならないように気をつけましょう。

赤ちゃんに触る時やお世話をする時は、無言でしないように・・・
「おむつ替えるよ~」「横向くよ~」など声かけしながら行いましょう。

一緒に遊んであげましょう
正面で顔を合わせて手足遊び(目が見えてきたら注視・追視の練習)
立て膝抱っこ遊び
腹ばい遊び etc

 

<参考図書>

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