2017.06.05研修会のはなし
「粗悪なサプリメントの見分け方」
の中で、「粗悪なサプリメントの見分け方」について触れました。
「飛行機の話はどうでもええから
そっち詳しく知りたい」
と思った人も、いらっしゃるのではないでしょうか。
サプリメント(栄養補助食品)は
医薬品ではなく、薬事法などの規制を受けないので、
病院や薬局にいかなくても
インターネットやコンビニなどで
手軽に買うことができます。
そして、いろいろな種類のサプリメントが
たくさんの会社から販売されているので
「どのメーカーのものが良いのか?」
「そもそも、本当に、効果があるのか?」
(特に、コラーゲンとかヒアルロン酸とか
グルコサミンとかコンドロイチンとか・・・)
なんて、悩みますもんね(^_^;)
以下は、当日のセミナー内容をまとめたものです。
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良いサプリメントを選ぶポイントは3つ。
「成分」
「配合量」
「品質」
成分は目新しいものではなく、
誰もが知っている「ビタミン」や「ミネラル」を
しっかり補給できるもの。
ヒトには自分の体で作れない栄養素
必須アミノ酸やビタミン・ミネラルなどがあって
それらが不足すると
「疲れやすい」
「朝なかなか起きられない」
「風邪がなおりにくい」
など、体調を崩しやすくなります。
病気予備軍というわけです。
分子栄養学の理論に
「桶の理論」と呼ばれているものがあります。
ビタミンやミネラル、アミノ酸、脂肪酸など
多くの成分が『桶』を作る1枚1枚の板であると考えて下さい。
それぞれの成分が
「必要量を満たしていない」=「板の長さが足りない」
と考えた場合
1枚でも板が短いと、桶にはその高さまでしか
水がたまらないことになります。
すべての栄養素が十分に細胞に届いているならば、
水は「桶いっぱいに溜まる=すべての機能が働く」ということを表します。
栄養素とは「時計の歯車」と同じで、
1枚でも歯車がかけると時計は動きません。
栄養素も、1つが足りないと、機能は低下し、
身体が必要とするタンパク・酵素・補酵素・ホルモンを
十分に作り出すことが出来なくなってしまいます。
基本的な栄養素のバランスが取れていない状態では
目新しい素材も役に立たないので
サプリメントのファーストチョイスは
品質が良くて、十分な性能を持った
「マルチビタミン&ミネラル」がおススメです。
配合量は、ちゃんとした製品なら
分量が記載されているので、
キャッチコピーやきれいな広告に惑わされずに
「安いけれどパワー不足」でない製品を選ぶようにして下さい。
品質は、原材料表示を見て下さい。
これは重量でたくさん使っているものから
順番に記載するのがルールなので
添加物がはじめに記載されていれば
有効成分よりも添加物が多い製品であることがわかります。
合成の原料を使用していて
価格の安いサプリメントは避けるのが賢明です。
スポンサーセミナーより引用
「医療に活用するサプリメントの知恵」
(株)ヘルシーパス 田村忠司氏
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でも、サプリメント購入以前に大切なのは
『日頃の食事である』と力説されていました。
次は、その食事についての話をレポートします。