2018.06.11昔ばなし
電話の歴史を振り返ってみる
以前のブログで、我が家の「現役固定電話」を紹介しました。
もはや、ほとんど出番はありませんが・・・。
実は、もう一台、うちには黒電話もございますよ。
こちらは長いこと、タンスの肥やしです。
「ダイヤル」電話なので、
遠い昔、娘の同級生が遊びに来て
「使い方がわからない」と言われた時は
地味に哀愁を感じました~
そういえば
「テレビ」「ラジオ」「洗濯機」「ガスコンロ」
昔はみんな、クルクル、ガチャガチャ
つまみを回していましたね。
ところが、田舎育ちのわたくし
もひとつ古い型の電話があったのを覚えております。
同年代でも、知っている人は少数派と思いますが
通称「手回し電話機」
正式には「磁石手動交換機」が使われていました。
こんなやつ
右にある取っ手を回して電話局を呼び出し
「交換手さん」に話したい相手を告げて、接続してもらうう。
そしてようやく、会話が出来る(-_-;)
信じられないくらい不便な時代が、確かにありました。
もうすぐ「平成」も終わりを告げるけれど
なんだか、ずいぶん長く生きている気がしてきました
1970年代までは「黒電話」が主流。
1969年には「プッシュ式」が登場。
自動車電話ができて
1985年、肩から下げて「携帯」する「ショルダーホン」ができて
(なんと重さ3キロ)
初めて手で持ち運べる「携帯電話」が発売されたのは1987年。
(それでも900グラム。重いな)
小型軽量化が進むと同時に
1999年には「iモード」サービスが始まり
とうとう携帯電電話から
インターネットにアクセスできるようになり
2008年、ついに『iphone』が発売され
いよいよスマートフォン時代の到来。
急速に進化し、瞬く間に普及し
ほんの一昔前までは夢物語でしかなかった機能が満載。
電話で話すことが目的ではなくなったので
もはや「携帯電話」という言葉は、死語のような・・・。
すでに「写メ」という言葉でさえ
若者には通じなくなっているそうですから。
さてさて。
私が看護学生だった3年間は、全寮制。
部屋は相部屋。
2段ベッド+おのおの半間の押入れ付き、3畳の和室。
入学して半年は、ふたつ上の先輩と同室(ひえ~)
3年生になったら、新入生と同室、って訳ですな。
今は、看護師教育も、従来の3年間の教育でなく
大学4年制で学ぶことが多くなっていますね。
希望して、寮生活を送っている学生さんは
今でもいらっしゃると思いますが
「全寮制」の看護学校というのは
多分、もう存在しないのではないでしょうか。
「有無を言わさず全寮制」生活は
今では考えられない、恐怖のワンダーランドでした。
今となっては、懐かしく面白い話題がいっぱいなので
それはそれで、おいおい書いていこうと思っておりますが
まずは、寮生活の電話のはなしから始めましょう。
・・・続く。